[BOOKデータベースより]
読むほどに引きこまれる、しおたにまみこの絵童話。不思議なお話を3話収録。
[日販商品データベースより]注目の絵本作家、しおたにまみこ初の絵童話!ある日とつぜん目をさましたたまご。はじめて歩き、はじめて話す。マシュマロを起こして、キッチンの台を降り、探検にも出かけます。読めばよむほどに引きこまれる不思議なお話を、3話収録。
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つるんと白く、見事なフォルム。それは、どこから見ても完璧なたまご。だけど、その体からは、細くて繊細な手足が伸び、何とも言えない目鼻口の表情が浮かびあがっている。そして言うのです。「やあ、こんにちは。わたしはたまご。 今から、わたしのはなしをするからね。」一目で心を掴まれてしまった読者に向かって、たまごは、自分が目を覚ました瞬間のことから、はじめて歩き、はじめて話をした時の事を語ります。そして、マシュマロに出会い、巻き込みながら、一緒にキッチンの台を降り、リビングにまで足を運ぶ話へと続きます。注目の絵本作家、しおたにまみこさんの初めての絵童話。その独特な感性は、絵だけではなく、思考回路にあるのでは……と、改めて驚かずにはいられません。動くこと、話すこと、伝えること、当たり前だと思っていたことに光を当て、会話の中では胸がすくようなことを言い放ち、じっくり考えることで身体のコンディションを整えていく。収録されている3つのお話は、どこを切り取っても不思議で面白く、刺激にあふれているのです。年齢を問わず、一話ずつゆっくりと。たまご哲学やマシュマロ哲学、味わってみてくださいね。私は「帽子に誰も気が付かなかった話」に大賛同ですね。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
以前の絵本で、しおたにさんの絵にひかれたので、楽しみに読んでみました。あるひ、動きだしたたまごが主人公。そのいきなり不思議な展開に、一気にひきこまれました。動くこと、話すこと、伝えることなど、最もなことを語るのですが、時に毒舌だったり、行動がどこかシュールでおもしろいのです。特に印象的だったのは、ナッツにはちみつの場面…(笑) 絵もすばらしく、ブラックユーモア的な感じもあり、独特の世界観に、大人も楽しめる童話かな、と。続編がでたら、読みたいです。(あんじゅじゅさん 50代・高知県 )
【情報提供・絵本ナビ】