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[BOOKデータベースより]
「生徒の命を守る」「開かれた学校」「アクティブラーニング」など、美辞麗句で空疎なスローガンが、教師の仕事をかえって混乱させ、負担を増大し、教育現場の崩壊を招いている。疲弊し、やりがいを失っていく教師の仕事を憂慮する現場教師からの悲痛な報告。
はじめに 学校と教師がかかえる悪循環
[日販商品データベースより]第1章 生徒に振り回される教師たち―最優先は子どもの命
第2章 外の世界が押し寄せる―カルチャースクール化する学校
第3章 教育はいまや商品・サービス―強制される部活動顧問
第4章 知識なき管理職―尊重されない専門家
第5章 教師は「都合のよいドラえもん」―自由も自主もない現場
第6章 教育行政が現場を支配―はびこっていく官僚主義
まとめ
「生徒の命を守る」「開かれた学校」「アクティブ・ラーニング」など、
誰も反対できないような「正論」を掲げて、学校の運営をはかる管理職たち、
それを推奨する学校行政が、現場の教師たちを追い詰めている。
6つの「正論」が悪循環をもたらす教育現状を嘆いた現役教師からの悲痛な訴えとその解決提案。
たとえば、生徒の命を守ることはもちろん大切だが、それが大義名分となって
教師の日常業務を無限に拡大している。生徒が家出をしたと言えばもう授業どころではなく、
一日中教師はその対応で追われ、肝心の授業はストップしてしまう。
「私は傷つきました」と生徒が訴えれば、それはオールマイティで、
どんな理不尽な要求でも誰も逆らうことができない。
また本来なら医者、福祉士、警察などに任せるべき専門分野を教師に負わせようとするのは教育現場の混乱を招く。
この本では、都立高校で三十年に及ぶ教師体験を持つ現役教師が、近年起こっている教師たちを
過剰に縛る管理体制、片寄ったスローガン、ポリティカル・コレクトネス、
教師の人権無視の就業規則などについて、本来なら豊かで自由であるべき教育が、
本末転倒にゆがめられている実態を、様々なエピソードを通して描いている。
日本の教育の現状を考える人に格好の本。