- 志賀直哉の短編小説を読み直す
-
「小説の神様」が仕組んだ「神話」と「歴史」のトリック
読み直し文学講座 4
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2021年01月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784780311303
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[BOOKデータベースより]
“小説の神様”志賀直哉。4篇の短編小説を読み直し、神話や民俗的伝承に根差した根源的な社会批判を読み解く。
第1章 『小僧の神様』―神話や民俗的伝承に根差した、根源的な社会批判
[日販商品データベースより]第2章 『城の崎にて』―神話から湧き上がる、原初の世界の死生観
第3章 『焚火』―霊的存在や神が紡ぎ出す、自然と人間との神秘的融合
第4章 『真鶴』―和歌と歴史を媒介にした、心境小説/社会小説
「小説の神様」とも言われる志賀直哉の4篇の短編小説。一見現実批判とは縁遠いように思われる志賀作品だが、神話や民俗的伝承に根差した、根源的な社会批判を読みとることができる。そうした小説作法のエッセンスを味わう。