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- 国防特行班E510
-
- 価格
- 814円(本体740円+税)
- 発行年月
- 2021年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784094068665
[BOOKデータベースより]
三輪出雲一佐は、出頭を願い出たスパイを保護するため、現場へ向かっていた。数年前に「死んだはず」の出雲は、防衛省内の不祥事を始末する秘密部署の隊長を務めているのだ。だが現場に入ると、目標の男は殺されていた。訝しむ出雲の前に現れたのは、公安警察の「ゼロ」と呼ばれる非合法部署の班長・荻窪冴子。互いに銃を構えたまま、睨み合いが続くふたり。先に動いたのは―どちらでもなかった。突然、屋外から火炎瓶が投げ込まれ、さらに狙撃が加わる。いったい何者が?最近、不穏な動きを見せている中国の諜報機関なのか?ハードな防諜工作アクション!
[日販商品データベースより]陸上自衛隊と公安警察、男女コンビを組む!
三輪出雲一等陸佐は、部下とともに都内の高級住宅街へ向かっていた。
数年前に「死んだはず」の出雲は、防衛省内の不祥事を始末する専属部署――自衛隊第三特殊情報偵察評価群・五一〇臨時特別行動班の隊長を務めているのだ。
上司からの命令は、「自ら出頭を願い出た、統合幕僚監部に潜りこんでいたスパイを保護する」というもの。大した仕事ではなかったが、いざ現場に入ると、書斎には白髪の男が後頭部を血に染めて、うつ伏せに倒れていた。
思わず身構える出雲たち。彼らの前に姿を現したのは、公安警察の「ゼロ」と呼ばれる非合法部署に所属する荻窪冴子だった。互いが銃を構え、一触即発のムードが漂う中、班長を務める冴子が口を開く。
「私たちが来た時には死んでいたのよ」
睨み合いが続く出雲と冴子のふたり。最初に動いたのは――どちらでもなかった。
突然、窓ガラスが砕け、火炎瓶が投げ込まれたのだ。さらに遠距離からの銃撃までも。
いったい何者が襲撃しているのか?
最近より一層キナ臭い関係となってきた中国なのか? それとも……。
ハード国際諜報アクション!
【編集担当からのおすすめ情報】
国際謀略アクション『カミカゼの邦』が第20回大藪春彦賞候補作となった実力派作家が描く、防諜工作アクション! 格好の良いセリフと、銃火器での戦いが読みどころです!!
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