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- 流亡記/歩く影たち
-
- 価格
- 902円(本体820円+税)
- 発行年月
- 2020年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784087441895
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[BOOKデータベースより]
古代中国で、万里の長城建設に駆り出された無名の青年に開高自身の想いを託した、初期傑作中編として名高い「流亡記」。そして、川端康成文学賞受賞短編「玉、砕ける」を含む、ベトナム・中近東・アフリカでの死を賭した悲惨で壮絶な戦場体験を結晶化させた短編集『歩く影たち』の夢の合本版!自らの目で世界を見つめ続けた作家・開高健の“異世界モノ”傑作小説集。伝説の作品たちがいま蘇る。
[日販商品データベースより]万里の長城建設に駆り出された青年に想いを託した初期問題作と、世界各国を舞台にした短編集を合本。開高が挑んだ「異世界」小説集。
【著者略歴】
開高 健(カイコウ タケシ)
作家。1930年大阪府生まれ。大阪市立大学卒。寿屋(現・サントリー)宣伝部時代の58年「裸の王様」で芥川賞受賞。「ロビンソンの末裔」「輝ける闇」「夏の闇」「耳の物語」などで現代日本文学に輝かしい業績を築く一方、行動する作家として「ベトナム戦記」「オーパ!」などノンフィクションの傑作を発表した。68年毎日出版文化賞、79年川端康成文学賞、81年菊池寛賞、87年日本文学大賞を受賞。1989年没。2019〓2020年は没後30年&生誕90周年となる。