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- 数奇の場所を文学化する
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宮本輝の小説作法 PART2
- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2020年11月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784907574239
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[BOOKデータベースより]
宮本輝の小説には、日本中、そして世界中から選ばれた印象的な場所が、物語の展開に必然の舞台として設定されている。現実に存在する日常空間が、コネクティング・ドッツ、すなわち、いろんな「点」を作り、その「点」と「点」を結んでいく文学化の作業により、魅力的な文学空間へと変貌するのである。
第11章 「花の降る午後」―神戸・異国情緒とレストラン
[日販商品データベースより]第12章 「愉楽の園」―バンコク・アジアという遠くて近い場所
第13章 「海岸列車」―城崎/鎧・山陰本線の空気
第14章 「ここに地終わり 海始まる」―ロカ岬・病気療養と希望
第15章 「彗星物語」―伊丹・留学生を含む家族とビーグル犬
第16章 「オレンジの壺」―パリ・フランスという憧れ
第17章 「朝の歓び」―ポジターノ・南イタリアの風
第18章 「にぎやかな天地」―滋賀/新宮/枕崎・発酵食品の匂いと味
第19章 「骸骨ビルの庭」―十三・食堂の味と三つの時間
第20章 「田園発 港行き自転車」―富山・再会の物語
附録 解説・書評・紹介
宮本輝の小説には、日本中、そして世界中から選ばれた印象的な場所が登場します。現実に存在する日常空間が、コネクティング・ドッツ、すなわち「点」と「点」がつながっていくことによって、魅力的な文学空間が形成されていく様子を本書では筆者とともに追体験することができます。