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大変な教師の仕事を変える10の方法 HACKING EDUCATION
新評論 マーク・バーンズ ジェニファー・ゴンザレス 小岩井僚 吉田新一郎
点
時間に追われる場所から、社会に出て必要とされることが学べる空間へ。今ある資源を有効活用するための具体的なアイディアが満載!
クラウド会議―会議をオンライン・ディスカッションとクラウド・フォルダーに置き換えるオープンクラス・チャート―見学可能な授業の一覧表で教師の協働を後押しする教師の静寂エリア―喧騒から逃れ、静かに授業準備をする行動の記録―一冊のノートでクラス運営をスムーズにする生徒によるメディア・サポートチーム―生徒による簡易なICT問題の解決メンター・チーム―複数のメンターで若い教師を育てる授業内反転授業―反転授業を授業内で行うことで難しさを乗り越える三六〇度の生徒情報―多様な視点から生徒のデータを集める〔ほか〕
よい学校には教師と生徒がしっかりと向き合う時間が存在します。そこは教師にとっても学び続けることのできる場所であるはずです。しかし、現実の学校の多くは、教師ばかりか生徒まで時間に追われる場所であり、社会に出てから必要とされる大切なことを学べる環境にはなっていないように思われます。 本書には、これまで学校で行われてきたことにひと工夫を加えたり、別の視点から見たりすることで「時間」を生み出し、より良い学びの環境をつくるための10のハック(アイディア)がまとめられています。学校には、「ハック」するために使える多くの資源が眠っています。それはモノであったり、場所であったり、教師であったり、生徒であったりします。たとえば、普段使われていない会議室を開放して、教師が静かに作業できる場として提供することができます(ハック3)。また、有志でブッククラブを開催し、学校のあり方などについて話し合ったり、その輪に新任教師を招待することもできます(ハック6)。教師よりもICT(情報通信技術)に詳しい生徒や地域住民の力を借りて、学校全体でICTを推進するというのはどうでしょうか(ハック5)。また、家庭や地域に眠っている本をもちより、校内に「図書コーナー」を設けると、生徒の読む量がグーンと増えます(ハック8)。ほかにも、本書の考え方を応用して、学校をより良くするための可能性がたくさん考えられます。 「現代においては、教育者は誰かが解決方法を提示してくれるのを待つわけにはいかない」と著者は述べます。本書には、上司の指示で不承不承、会議やデスクワークをするのではなく、できることを自発的にはじめるための具体的な実践例がたくさん紹介されています。本書の考え方を共有し、学校に存在するさまざまな課題をハックして、教師にとっても生徒にとっても、学校が学びにあふれた空間になるよう、意識をチェンジしませんか。(小岩井 僚)
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1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
一覧を見る
[BOOKデータベースより]
時間に追われる場所から、社会に出て必要とされることが学べる空間へ。今ある資源を有効活用するための具体的なアイディアが満載!
クラウド会議―会議をオンライン・ディスカッションとクラウド・フォルダーに置き換える
[日販商品データベースより]オープンクラス・チャート―見学可能な授業の一覧表で教師の協働を後押しする
教師の静寂エリア―喧騒から逃れ、静かに授業準備をする
行動の記録―一冊のノートでクラス運営をスムーズにする
生徒によるメディア・サポートチーム―生徒による簡易なICT問題の解決
メンター・チーム―複数のメンターで若い教師を育てる
授業内反転授業―反転授業を授業内で行うことで難しさを乗り越える
三六〇度の生徒情報―多様な視点から生徒のデータを集める〔ほか〕
よい学校には教師と生徒がしっかりと向き合う時間が存在します。そこは教師にとっても学び続けることのできる場所であるはずです。しかし、現実の学校の多くは、教師ばかりか生徒まで時間に追われる場所であり、社会に出てから必要とされる大切なことを学べる環境にはなっていないように思われます。
本書には、これまで学校で行われてきたことにひと工夫を加えたり、別の視点から見たりすることで「時間」を生み出し、より良い学びの環境をつくるための10のハック(アイディア)がまとめられています。学校には、「ハック」するために使える多くの資源が眠っています。それはモノであったり、場所であったり、教師であったり、生徒であったりします。たとえば、普段使われていない会議室を開放して、教師が静かに作業できる場として提供することができます(ハック3)。また、有志でブッククラブを開催し、学校のあり方などについて話し合ったり、その輪に新任教師を招待することもできます(ハック6)。教師よりもICT(情報通信技術)に詳しい生徒や地域住民の力を借りて、学校全体でICTを推進するというのはどうでしょうか(ハック5)。また、家庭や地域に眠っている本をもちより、校内に「図書コーナー」を設けると、生徒の読む量がグーンと増えます(ハック8)。ほかにも、本書の考え方を応用して、学校をより良くするための可能性がたくさん考えられます。
「現代においては、教育者は誰かが解決方法を提示してくれるのを待つわけにはいかない」と著者は述べます。本書には、上司の指示で不承不承、会議やデスクワークをするのではなく、できることを自発的にはじめるための具体的な実践例がたくさん紹介されています。本書の考え方を共有し、学校に存在するさまざまな課題をハックして、教師にとっても生徒にとっても、学校が学びにあふれた空間になるよう、意識をチェンジしませんか。(小岩井 僚)