言語を仕分けるのは誰か

ポーランドの言語政策とマイノリティ

明石書店
貞包和寛　

• 価格: 4,950円（本体4,500円＋税）
• 発行年月: 2020年11月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784750351025

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１章　序論―言語の不可算性と言語分類（問題提起；方法論；序論の総括：本書の目的と本書のまとめ）
第２章　研究対象の選出（本書における「言語」というタームの使用方法；研究対象の３言語：カシューブ語、シロンスク語、レムコ語；研究対象３言語の基本情報；研究対象３言語の基本情報のまとめ）
第３章　言語学的分類（タームの間のヒエラルキー；カシューブ語について；シロンスク語について；レムコ語について；第３章の総括）
第４章　政策的分類（ポーランド共和国のステータス計画と国勢調査の結果；マイノリティ法の背景：欧州評議会の憲章と枠組条約；マイノリティ法の分析）
第５章　結論（これまでの議論の振り返り；本書全体の総括および今後の研究課題）
第６章　補章・マイノリティ法全文訳

[日販商品データベースより]

本書ではポーランドの言語状況を、ポーランドにおけるカシューブ語、シロンスク語、レムコ語といったマイノリティ言語を対象として、マジョリティ言語であるポーランド語話者により形成される意見・意図を含めて社会言語学的に分析し相対的に記述する。