- ふるさと東京今昔散歩 第1巻
-
浅草編
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2020年10月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784802132015
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[BOOKデータベースより]
01 江戸の名残り
[日販商品データベースより]02 定番の浅草
03 懐かしの賑わい
04 浅草の電車
05 十二階八景
06 モダン浅草
07 知られざる風景
08 浅草の人々
09 災害と夜景
10 戦後の浅草
坂崎幸之助「まえがき」より
僕が生まれ育ったのは墨田区吾妻町(現在の立花)。実家は小さな酒屋だが十人近い大家族。
その末っ子として生を受けたため、周りの大人達に囲まれて、やたら頭でっかちなマセたガキでした。
街の小さな酒屋とはいえ、当時は今と違って週のうちの六日間は鬼のように忙しく、親父と叔父たちは一日中配達を、それこそ閉店時間近くまで続けていたのを覚えています。
それでもたまに浅草や上野に連れて行ってくれたのは、今にして思うと親の心子知らず、本当に感謝の気持ちしかありません。
大人になって浅草の魅力を再発見し出した昨今、子供の頃そこで見た景色、経験は自分にとっての宝物だと改めて感じます。
浅草の今昔物語(奇譚)には、幼い自分へのノスタルジーと、大人になった自分にとっての浪漫が詰め込まれているのです。