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【2018年10月発売】
[BOOKデータベースより]
取材対象者と新聞記者として出会った、結生と小坂綾子。「なんかまた話したい、って思いました」という結生からのメールをきっかけに、ふたりは結生の人生を振り返る作業を始める。重い過去を引きずりながらも前に進むことをやめない結生の姿を通じて「人が育つこと」「生きること」を問い直したノンフィクション。
18歳の風景―2015年春
[日販商品データベースより]家族ってなんだ?―2004年春
非行という名の自己表現―2009年春
矢印を、自分に向ける―2013年夏
人に頼ることは負けか―2014年春
AV女優になりたかった―2015年4月
他人の人生を生きていた―2015年11月
振り返りの作業、再び―2016年秋
対等な関係からの始まり―2017年2月
生きたい場所で生きているか―2017年春
生きてきた世界の外側へ―2017年6月
「あっち側」の彼女―2017年6月
失敗を許してくれる人―2018年2月
社会の一員たる自分を許せた日―2018年春
拝啓・あのころの自分―2018年秋
取材対象者と新聞記者として出会った、結生と小坂綾子。「なんかまた話したい、って思いました」という結生からのメールをきっかけに、ふたりは結生の人生を振り返る作業を始める。実母からの暴力と、継父からの性的虐待を受けて児童養護施設で育った結生。万引き、援助交際、薬物に囲まれた中高時代の荒れた生活から少年院を経て、自分らしい生き方を模索するなかで抱え込んだ苦悩と葛藤を吐露する。重い過去を引きずりながらも前に進むことをやめない結生の姿を通じて「人が育つこと」「生きること」を問い直したノンフィクション。