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- 人はなぜ憎しみあうのか 下
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「群れ」の生物学
The Human Swarm
早川書房
マーク・W.モフェット 小野木明恵
- 価格
- 2,530円(本体2,300円+税)
- 発行年月
- 2020年09月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784152099648
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[BOOKデータベースより]
古代から現代まで、なぜ私たち人間には差別や争いが絶えないのだろうか?狩猟採集民の集団から、部族社会、首長社会、そして国家へと、人間はより複雑な社会を築いてきたが、それは同時に、集団同士の縄張り争いの歴史でもあった。人間社会に潜む崩壊につながる「危うさ」の正体を、昆虫社会の生態を研究する著者が明らかにする。
第5部 社会のなかで機能する(あるいはしない)(承前)(大連合;血縁者という枠組み)
[日販商品データベースより]第6部 平和と対立(対立は必要か?;他者とうまくやる)
第7部 社会の生と死(社会のライフサイクル;ダイナミックな「私たち」;よそ者の考案と社会の死)
第8部 部族から国家へ(村から征服社会へ;国家の建設と破壊)
第9部 捕虜から隣人へ…そして世界市民へ?(民族の台頭;分離された状態;社会は必要か?;アイデンティティの変化と社会の崩壊)
人間は社会に属することで一つの集団としての属性を強める一方で、集団外の人を違うものとみなして敵視することがある。他の生物と比較して、なぜ人間は小さな違いにこだわり、仲間と敵を区別するのか。人間社会の成り立ちを生物学的な見地から解き明かす。