ゲスト さん (ログイン)
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)など在庫も充実
集英社新書 1029E
集英社 神代健彦
点
どうやら企業人や政治家、官僚たちは、日本社会の低迷を教育で挽回しようとしているようだ。まるで、「最小限のコストで最高の商品(人材)を納品しろ」と言わんばかりである。そんな社会を生きる私たちの子育てや教育は、じつに悩ましい。なぜこんなにも苦しいのか。それはあなた一人の責任ではない。社会全体の問題なのだ。明治時代から現在に至るまでの教育の歴史を振り返りながら、私たちが教育に期待すべきこと、そしてその実践の方法を試みる。
第1章 教育家族は「適応」する(教育家族の来し方;教育家族の中心で;こちらの苦悩、あちらの理不尽;これは教育の問題なのか?)第2章 教育に期待しすぎないで(教育依存/学校不信;コンピテンシー;教育的な、あまりに教育的な;救世の「小さな企業家」)第3章 教育に世界を取り戻す(教育思想の高みから;教育のタスク・フォーカス;世界とともに在りますように)第4章 そして社会と出会う、ただし別の仕方で(反社会性の不可能性?;教育(学)の消費社会論的転回)
我が子の「教育」が苦しい――それはあなた一人の責任ではない。「クラス全員を企業家に育てる」教育にNOと言おう!どうやら企業人や政治家、官僚たちは、日本の経済的低迷を教育で挽回しようとしているようだ。まるで、「最小限のコストで最大限の商品(人材)を納品しろ」と言わんばかりである。そんな社会を生きる私たちの子育て――とりわけ教育は、じつに悩ましい。なぜこんなにも苦しいのか。しかし本書は、「それはあなた一人の責任ではない」と説く。これは社会全体の問題なのだ。では、どうすればいいのか。本書は、明治時代から現在に至るまでの教育の歴史を振り返りながら、私たちが教育に期待すべきこと、そしてその実践の方法を試みる。これは教育学からの反抗であり、絶望に包まれた教育に対する、たしかな希望の書となるだろう。【目次】第1章 教育家族は「適応」する第2章 教育に期待しすぎないで第3章 教育に世界(コンテンツ)を取り戻す第4章 そして社会と出会う、ただし別の仕方で子育てに、教育、わたしたちの悩みは尽きない。それは時につらく苦しい。しかしもっと苦しいのは、「この苦しみは自己責任だ」と思ってしまうことだ。そうではない。子育ての悩みは、この社会が本書で述べてきたようにあることの結果としてある。教育を失敗するや否や、子どもと家族がまともな暮らしができなくなるとすれば、それは社会の欠陥なのだ。(本文より)
ページ上部へ戻る
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
本好きのためのオンライン書店
Honya Club.comは日本出版販売株式会社が運営しているインターネット書店です。ご利用ガイドはこちら
庄司陽子
価格:484円(本体440円+税)
【2018年12月発売】
1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
一覧を見る
[BOOKデータベースより]
どうやら企業人や政治家、官僚たちは、日本社会の低迷を教育で挽回しようとしているようだ。まるで、「最小限のコストで最高の商品(人材)を納品しろ」と言わんばかりである。そんな社会を生きる私たちの子育てや教育は、じつに悩ましい。なぜこんなにも苦しいのか。それはあなた一人の責任ではない。社会全体の問題なのだ。明治時代から現在に至るまでの教育の歴史を振り返りながら、私たちが教育に期待すべきこと、そしてその実践の方法を試みる。
第1章 教育家族は「適応」する(教育家族の来し方;教育家族の中心で;こちらの苦悩、あちらの理不尽;これは教育の問題なのか?)
[日販商品データベースより]第2章 教育に期待しすぎないで(教育依存/学校不信;コンピテンシー;教育的な、あまりに教育的な;救世の「小さな企業家」)
第3章 教育に世界を取り戻す(教育思想の高みから;教育のタスク・フォーカス;世界とともに在りますように)
第4章 そして社会と出会う、ただし別の仕方で(反社会性の不可能性?;教育(学)の消費社会論的転回)
我が子の「教育」が苦しい――それはあなた一人の責任ではない。
「クラス全員を企業家に育てる」教育にNOと言おう!
どうやら企業人や政治家、官僚たちは、日本の経済的低迷を教育で挽回しようとしているようだ。
まるで、「最小限のコストで最大限の商品(人材)を納品しろ」と言わんばかりである。
そんな社会を生きる私たちの子育て――とりわけ教育は、じつに悩ましい。
なぜこんなにも苦しいのか。
しかし本書は、「それはあなた一人の責任ではない」と説く。
これは社会全体の問題なのだ。
では、どうすればいいのか。
本書は、明治時代から現在に至るまでの教育の歴史を振り返りながら、私たちが教育に期待すべきこと、そしてその実践の方法を試みる。
これは教育学からの反抗であり、絶望に包まれた教育に対する、たしかな希望の書となるだろう。
【目次】
第1章 教育家族は「適応」する
第2章 教育に期待しすぎないで
第3章 教育に世界(コンテンツ)を取り戻す
第4章 そして社会と出会う、ただし別の仕方で
子育てに、教育、わたしたちの悩みは尽きない。
それは時につらく苦しい。
しかしもっと苦しいのは、「この苦しみは自己責任だ」と思ってしまうことだ。
そうではない。
子育ての悩みは、この社会が本書で述べてきたようにあることの結果としてある。
教育を失敗するや否や、子どもと家族がまともな暮らしができなくなるとすれば、それは社会の欠陥なのだ。
(本文より)