- 英語圏小説と老い
-
開文社出版
イギリス小説読書研究会
- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2020年03月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784875710998
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[BOOKデータベースより]
第1章 コテージ・イングリッシュネス―ジョージ・エリオット『サイラス・マーナー』における老人表象
[日販商品データベースより]第2章 老いと闘うデカダン―オスカー・ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』における老若の表象
第3章 生へ至る死―ジョージ・マクドナルド『リリス』における老いから若さへの回帰
第4章 ジェイムズ・ジョイス『ダブリンの市民』における家族の肖像写真と老い
第5章 愛される国民的おばあちゃん―ミス・マープルに見る老いとイギリスらしさの再構築
第6章 マーガレット・アトウッド作品における「老い」の意味―『キャッツ・アイ』、『昏き目の暗殺者』を中心に
第7章 カズオ・イシグロ文学における老いの表象―近年の長編小説を中心に
第8章 判決は「死」と「難聴」―デイヴィッド・ロッジ『ベイツ教授の受難』
第9章 老いを転覆させる―マーガレット・ドラブル『昏い水』における終わらない生
19〜21世紀の著名な英語圏作家たちが、それぞれの小説で「老い」をどのように描いてきたのか、このテーマを多角的な考察で迫り、様々な老人像の考え方を浮き彫りにする。各章冒頭には、作者略歴や作品概要なども付す。