- 誰がアパレルを殺すのか
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日経BPM(日本経済新聞出版本部) 日経BPマーケティング
杉原淳一 染原睦美- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2020年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784532199739
[BOOKデータベースより]
同じような服ばかりで買いたい服がない。過剰供給→大量売れ残り→不良在庫の悪循環。問題点は明白なのに変わることができない―。アパレル業界には、他の衰退産業とも共通する病巣がある。サプライチェーンをくまなく取材した渾身のルポを文庫化。
第1章 崩れ去る“内輪の論理”(アパレルの墓場に見た業界の病巣;中国依存で失ったモノ作りの力;「売り場の罪」を背負うSCと百貨店;「洋服好き」だけでは、やっていけない;そして、勝ち組はいなくなった)
第2章 捨て去れぬ栄光、迫る崩壊(INTERVIEW ウィメンズ・エンパワメント・イン・ファッション会長・尾原蓉子氏「変わらなければアパレル業界は滅ぶ」;ファーストリテイリング会長兼社長・柳井正氏「もう、“散弾銃商法”は通用しない」)
第3章 消費者はもう騙されない(既存勢力が恐れる米国発の破壊者;「買う」から「手放す」までネットで完結;大量生産の逆をいく「カスタマイズ」)
第4章 僕らは未来を諦めてはいない(国内ブランドだけで世界に挑む;オープン戦略で世界市場に切り拓く;服を売ることだけが商売ではない;「来年にはゴミになる」服を作らない)
"なぜ、変われなかったのか?
この産業を衰退に追いやった“犯人""は誰か? 大反響を呼んだ
ルポルタージュ、ついに文庫化。
本書は17年5月に日経BPから刊行されたベストセラーを加筆、文庫化したものです。
アパレル業界は未曾有の不振にあえいでいます。オンワードホールディングス、ワールド、TSIホールディングス、三陽商会という大手各社の売上高は激減。店舗の閉鎖やブランドの撤退も相次いでいます。アパレル業界と歩みをともにしてきた百貨店業界も、地方や郊外を中心に店舗閉鎖が続き、事態は深刻さを増しています。
なぜ突如、業界は不振に見舞われたのか。本書は日経ビジネス記者が、アパレル産業を構成するサプライチェーンをくまなく取材、真相に迫ります。
同じような服ばかりで買いたい服がない。
過剰供給→大量売れ残り→不良在庫の悪循環。
問題点は明白なのに変わることができない--。
アパレル業界には、他の衰退産業とも共通する病巣がある。
サプライチェーンをくまなく取材した渾身のルポです。"
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