- コーマック・マッカーシー
-
錯綜する暴力と倫理
アメリカ文学との邂逅
- 価格
- 2,860円(本体2,600円+税)
- 発行年月
- 2020年03月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784384059441
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[BOOKデータベースより]
コーマック・マッカーシーの人と作品
[日販商品データベースより]『果樹園の守り手』―「保守」の倫理と市民的反抗の精神
『外なる闇』―南部ゴシックとグノーシス主義の世界像
『チャイルド・オブ・ゴッド』―暴力と帰還する聖なるもの
『サトゥリー』―自己探究と「父」なるものの影
『ブラッド・メリディアン』―暴力表象と倫理の行方
『すべての美しい馬』―冷戦カウボーイと「永遠へのノスタルジア」
『越境』―「剥き出しの生」と証人の責務
『平原の町』―夢のなかで他者への倫理的責任は始まる
『血と暴力の国』―例外状態、戦争、宿命論と自由意志
『ザ・ロード』―崇高の向こう側
『特急日没号‐劇形式の小説』―“You See Everything in Black and White”
20世紀以降のアメリカ文学の面白さを第一線の研究者が伝える作品・作家論シリーズの最新刊。現代アメリカ小説を代表するコーマック・マッカーシー(Cormac McCarthy, 1933- )の小説11作(1作は実質的にはシナリオ)を論じ、「暴力」表象と「倫理」的洞察という、マッカーシー作品に特有の問題系を探究する。生死にまつわる圧倒的でカオス的な感覚に満ちたマッカーシー文学の本質を紐解く。映像化された作品についても言及している。