- 地球に住めなくなる日
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「気候崩壊」の避けられない真実
The Uninhabitable Earth Life After Warming- 価格
- 2,090円(本体1,900円+税)
- 発行年月
- 2020年03月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784140818138
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価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2019年04月発売】
[BOOKデータベースより]
気候変動の実態は、思っているよりはるかに深刻だ。現状のままでは、2050年までに100都市以上が浸水し、数億人が貧困にあえぐことになる。温暖化がもたらすのは海面の上昇だけではない。殺人的な熱波、大洪水、大気汚染、経済破綻などさまざまな影響をあたえ、壊滅的な危機へと向かわせるのだ。いま何が起きているのか、気候変動により生活はどう変わるのか?近い将来に訪れる衝撃の世界をリアルにあぶりだす、話題騒然の警告の書。
第1部 気候崩壊の連鎖が起きている(いま何が起きているのか;隠されてきた「最悪のシナリオ」 ほか)
[日販商品データベースより]第2部 気候変動によるさまざまな影響(頻発する殺人熱波;飢餓が世界を襲う ほか)
第3部 気候変動の見えない脅威(世界の終わりの始まり;資本主義の危機 ほか)
第4部 これからの地球を変えるために(劇的な変化の時代が始まる)
知られざる「戦慄の未来」を明らかに。話題騒然の警告の書。
平均気温が4℃上昇した世界はどうなるのか?
現状の二酸化炭素排出ペースが続けば、今世紀末までに平均気温が4℃上昇するという予測が現実味を帯びてきます。4℃の上昇で、下記のことが起こります。
・地球規模の食料危機が毎年発生する。
・酷暑関連の死者が全体の9パーセント以上を占める。
・複数の気象災害が1か所で同時発生することが増え、損害は世界全体で600兆ドルに達する。
・紛争や戦争が倍増する。
現状での「最良の予測」とされる2℃であっても、4億人が水不足に見舞われ、北半球でも夏の熱波で数千人の死者が出るとされています。しかももっと早くその世界が訪れるかもしれません。温暖化がもたらすものは海面の上昇だけではありません。殺人的な熱波、大規模な洪水・山火事、深刻な大気汚染、経済破綻、気候戦争など、さまざまな脅威が複雑に絡みあい、壊滅的な状況へと向かわせるのです。本書で描かれるのは、温暖化が進むとどうなるかの具体的な世界です。人々の生活や、社会、政治、経済の変化がリアルにあぶり出され、「最悪の未来」が訪れたらどうなるのか実感できるでしょう。戦慄の未来を回避するために残された時間はわずかです。著者は警鐘を鳴らすとともに、エネルギーおよび輸送システム、農業・工業などの面から、大転換を遂げるために何をすべきかを提言、より良い未来へと希望をつなげます。
各氏絶賛!
福岡伸一氏「今、手を打たなければ最悪の未来を迎える。全世界必読の書」
坂本龍一氏「これは未来の話ではない、今、ここにある危機だ。人類はこれを乗り越えることができるのか。終末を迎えるのか。どこに希望はあるのか」
中川翔子氏「わたしたちが当たり前に過ごしてきた日々は、奇跡であり、尊い。人類滅亡の可能性から生き延びるための生存戦略がここにある」
水野和夫氏「現在の資本主義をとるべきか、未来に向けて気候変動の回避をとるべきか、それが21世紀の問題だ」
荻上チキ氏「地球温暖化〓ではなく気候危機〓の時代。グレタ・トゥーンベリは私ではなく科学者の話を聞け〓と叫んだ。今何が起きているのか。豊富なデータを通じて、サイエンスの声を届ける力作」