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[BOOKデータベースより]
書くために生きたのではなく、生きるゆらぎを書いてきた。そして40年…。ことばが、からだが、しみじみ深呼吸する。最新エッセイ集!作家生活40年記念出版。
1(誠実な作家・坂口安吾;手に職・お金 ほか)
[日販商品データベースより]2(早春;夫婦 ほか)
3(縁を活かす;氷上釣り ほか)
4(天狗岳へ;『医学生』・作者の弁明 ほか)
〈「わたし」はここにいます。他者の死が日常の中に頻出する地方病院勤務医の生活に埋もれてしまいそうなとき、臆病な医者はだれかにそう伝えたくて私小説のような文章を書き始めた。〉……それから40年。〈書くために生きてきたのではなく、生きるために書いてきた〉歳月を振り返りつつ、肩ひじ張らず「根に帰る」境地をさぐったエッセイの数々。自己のもっともつらい時期がオーバーラップする作品『山中静夫氏の尊厳死』が絶賛上映中に放つ、《作家生活40年記念・最新エッセイ集》!