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- 客室乗務員の誕生
-
「おもてなし」化する日本社会
岩波新書 新赤版1825
- 価格
- 924円(本体840円+税)
- 発行年月
- 2020年02月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784004318255
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[BOOKデータベースより]
日本独自の発展を遂げ、就職先として盤石の人気を誇る「CA」。我々はそこにどんな期待を投影してきたのか。エアガール、エアホステス、スチュワーデス…呼称/役割ともに変遷してきた日本の客室乗務員の歴史を通観し、接客マナーと「自分磨き」の技法と思考が、独特な「おもてなし」の源流となっていく過程を考察する。
はじめに―客室乗務員という日本文化
[日販商品データベースより]1章 日本初の「業務」―エアガールの誕生(一九三一‐四一年)(「客室」と「乗務員」の出現;「空飛ぶ看護師」たちのアメリカ ほか)
2章 雲の上の「責務」―着物姿の「客室兵」(一九五二‐六六年)(敗戦国のスチュワーデス;パンナムと日航 ほか)
3章 低落する「職務」―ジャンボ時代の混迷(一九六七‐八二年)(「空飛ぶ日本館」のミニスカート;ジャンボジェットという「事件」 ほか)
4章 見出された「任務」―接客マナーと「自分磨き」(一九八三‐九三年)(「訓練センター」と職業意識の高まり;『スチュワーデス物語』の世界 ほか)
5章 相続される「おもてなし」―「CA」の思考(一九九四‐二〇一二年)(キャビン・アテンダントの誕生;「アルバイト・スチュワーデス」問題 ほか)
おわりに―「おもてなし」化する日本社会(二〇一三‐二〇年)
日本独自の発展を遂げ、就職先として盤石の人気を誇る「C A」(キャビン・アテンダント)。我々はそこにどんな期待を投影してきたのか。エアガール、エアホステス、スチュワーデス……呼称/役割ともに変遷してきた日本の客室乗務員の歴史を通観し、「接客マナー」と「自分磨き」の技法と思考が独特な「おもてなし」の源流となっていく過程を考察する。