- ブラウン神父呪いの書
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チェスタトンショートセレクション
世界ショートセレクション 15
The Blast of the Book理論社
ギルバート・キース・チェスタトン 金原瑞人 ヨシタケシンスケ- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2020年02月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784652203378
[BOOKデータベースより]
「憎むべきものは憎しみです」快刀乱麻の神父の頬に微笑むは天使か悪魔か。
[日販商品データベースより]ホームズのライバルといわれるブラウン神父。その面相に似合わずキレのいい推理が冴え渡る。開いた人が皆消えてしまう『呪いの書』、残酷な息子の愚かさを描く『世の中でいちばんおそろしい犯罪』等五編を厳選し新訳でお届け。
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世界的に有名な、名探偵といえばだれを思い浮かべるでしょう?シャーロック・ホームズ?エルキュール・ポアロ?エラリー・クイーン?本作の主人公は、この世界的名探偵3人と並び称される、推理の達人!その名も、「ブラウン神父」です。世界の文豪、その名作短編がスラスラ読める「世界ショートセレクション」シリーズ15作目は、ブラウン神父の摩訶不思議で華麗なる謎解きを楽しめる、チェスタトン・セレクション!それを開いたものは、たちどころに姿を消してしまうという呪われた本。そんないわくつきの本が、ブラウン神父の友人である教授のもとに届けられる。疑いようのない状況で人間が消え失せたことでその力を信じた教授だったが、ブラウン神父の目には違うものが映っていた。——「呪いの書」「世の中でいちばんおそろしい犯罪」をおかしたという息子と、彼に遺産を相続しようとする父親。息子の犯罪を理由に、決して息子と口をきくことはないと頑なな父親に、ブラウン神父はある疑いを抱く。ブラウン神父をして「悪魔を相手にしたジョーク」とまでいわしめた、「世の中でいちばんおそろしい犯罪」とは?——「世の中でいちばんおそろしい犯罪」日常からふとこぼれ落ちるように、こつぜんと姿を消したひとりの男。その裏でからみあう歪んだ人間心理を、いったいだれが想像できるだろう?真相を知ればゾーッと総毛立つ、歪んだ復讐の影。——「消えたアーサー・ヴォードリー卿」他3編。並外れた推理力と観察力をもちながら、どこか温和で、人懐っこい雰囲気のあるブラウン神父のキャラクターもみどころ!茶目っ気たっぷりのブラウン神父に惚れ込んだ?その活躍をもっと読みたくなってもご安心!彼が登場する短編作品は、50作以上も執筆されています。ブラウン神父の数多の推理劇、そのシリーズの入り口としても、本作は最適な一冊です。また、ミステリーの名手チェスタトンの作品とはいえ、収録されているエピソードに関して複雑さはありません。どのエピソードも、真相を知ればすぐ「なるほど!」とスッキリできるわかりやすいものばかり!ミステリー好きから初心者まで、幅広くおすすめできます。
(小説家 堀井拓馬)
【情報提供・絵本ナビ】