西欧８００年の指輪史

ヴィクトリア＆アルバート博物館の指輪コレクションから読み解く
Ａｃｃｅｓｓｏｒｉｅｓ　Ｒｉｎｇｓ

ガイアブックス
レイチェル・チャーチ　和田侑子　

• 価格: 4,180円（本体3,800円＋税）
• 発行年月: 2020年02月
• 判型: Ａ５変
• ISBN: 9784866540306

内容情報

[BOOKデータベースより]

指輪は、宝飾類のなかでもとりわけパワフルに人の心を揺さぶり、愛情、忠誠心、追悼、信仰のシンボルとして古くから身につけられてきました。ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館の世界的に有名なコレクションに着目した本書は、中世に着用された、彫刻的な宝石をとりつけたバンドから、アールデコの傑作や１９５０年代のみごとな原石の「岩」、現代の宝石職人の手になる革新的芸術品まで、指輪の進化について物語ります。

第１章　１２００‐１５００年
第２章　１５００‐１７００年
第３章　１７００‐１８２０年
第４章　１８２０‐１９００年
第５章　１９００‐１９５０年
第６章　１９５０年‐現在

[日販商品データベースより]

本書は、中世から現代まで、西欧の伝統にのっとってヨーロッパで作られてきた指輪を、ロンドンのヴィクトリア・＆・アルバート博物館（V&A）の類稀なる2000点以上のコレクションから選んで紹介する。





指輪のルーツは、魔除けや護符、地位や身分の証明、婚約や既婚のしるし、武器などの目的から装身具として始まったといわれている。

人類の歴史を通じて、指輪は、広義の装飾美術の流行に沿って変遷してきた。さらに、指輪は単なるファッションではなく、富や地位の象徴でもあった。



本書は、指輪にまつわる800年の歴史的背景を6つの章に分け、その時代ごとの流行や技法、指輪に関わる人々の歴史をも解説している。