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- カレーの世界史
-
- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2020年01月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784815601409
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[BOOKデータベースより]
ゴロッとした肉と野菜にかぶさる褐色のルウ、そして立ちのぼる強烈なスパイスの香り…。私たちが普段何気なく口にしているカレーは、数奇な運命をたどって日本にやってきた。だが、その道のりから見えてくるのは、決して明るいストーリーだけではない。差別と被差別、支配と隷属、禁忌と戒律など、さまざまな要因から強い影響を受けながらその姿を自在に変えてきたカレー。歴史と地理を縦横の糸にして編み込んだ、料理と人との壮大な物語。
前菜 カレーの基礎知識(そもそも“カレー”とは何なのか?;カレーにはどんな系統がある? ほか)
[日販商品データベースより]1皿目 インドとカレー(インド料理は“混ぜる”文化;カレーはいつ頃から食べられていた? ほか)
2皿目 カレーの世界史(世界を魅了した希少な調味料;中世ヨーロッパが渇望したコショウの実 ほか)
3皿目 世界のカレー事情(辛すぎるパキスタン、一汁二菜のネパール;宗教タブーの少ないスリランカカレー ほか)
4皿目 カレーと日本人(カレー初上陸の地はどこだ?;カレーを最初に食べた日本人は誰? ほか)
もはや日本の国民食といっても過言ではない、カレー。
インドで生まれたこの料理は、イギリスから世界各地に広がって、それぞれの土地で、さまざまな影響を受けながら、独自の姿に変容していきました。
世界の人々は、カレーという「異文化」をどのようにとらえたのか? そして、われわれ日本人は、カレーをどのように受け入れたのか?
本書は、各地の食文化や宗教、社会制度を、「カレー」という食べ物を通じて読み解こうと試みました。
からいものは大好きな人も、苦手な人も、
世界史に興味がある人も、ない人も、
そして、カレーが好きな人もそうでない人も・・・・・・
褐色のスープが織りなす、美味なる世界に飛び込んでみませんか?