- 中国料理と近現代日本
-
食と嗜好の文化交流史
慶應義塾大学東アジア研究所叢書
- 価格
- 5,720円(本体5,200円+税)
- 発行年月
- 2019年12月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784766426434
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価格:2,750円(本体2,500円+税)
【2021年09月発売】
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食と嗜好の文化交流史
慶應義塾大学東アジア研究所叢書
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【2021年09月発売】
[BOOKデータベースより]
なぜ、日本で独自の進化を遂げ、これほどまでに広まったのか?中国料理をめぐる政治・社会情勢に着目しながら、東アジアにおける食の文化交流の多様な軌跡をひもとき、新たな史実を究明する。
日本の中国料理はどこから来たのか
[日販商品データベースより]第1部 近現代日本の中国料理(戦前期日本の「支那料理」―家庭での受容と「支那料理店」をめぐる状況;日本における中国料理の受容:歴史篇―明治〜昭和30年代の東京を中心に;日本における中国料理の受容:料理篇―明治〜昭和30年代の東京を中心に;日本の華僑社会におけるいくつかの中国料理定着の流れ―神戸・大阪を中心として;京都の中国料理―伝統の創造と料理の帰属;熊本の「郷土料理」としての中国料理「太平燕」から考える―素材と文脈、文化を「囲い込む」こと、開くこと;日本における中国料理の料理人の現地化と業界団体の変化)
第2部 越境する中国料理(料理人と料理教育者―台湾が日本に輸出した「中国料理」:1945年から1970年を中心に;チャジャン麺ロード―20世紀東北アジア、チャジャン麺流浪の旅;朝鮮半島における「中国料理」の階段的受容―分断後の韓国までを視野に;グローバル政治におけるディアスポラ汎中国料理の創出;中国教育と中国の「食文化」に関する考察―中国語テキストにおける事例を中心に)
第3部 中国料理の文化と政治(「中国料理」はいつ生まれたのか―『申報』に見える料理の語彙の分析を通して;1920‐30年代における上海の調味料製造業と市場競争―中国の味精と日本の味の素に着目して;太平洋戦争下の食と健康―中国の日本人俘虜は何を食べていたのか;北京老字号飲食店の興亡―全聚徳を例にして)
なぜ,日本で独自の進化を遂げ,これほどまでに浸透したのか?
中国料理をめぐる政治・社会情勢の変化に着目しながら,
東アジアにおける食の文化交流の多様な軌跡をひもとき、新たな史実を究明する。
本書は,歴史学・文化人類学などの観点から,
ユニークに発展した日本の中国料理の特色を浮き彫りにし,
さらに中国料理を通して見える東アジアの多様な文化交流とその社会的背景の変容を明らかにする。