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[BOOKデータベースより]
序章 共同体なき社会の探究
[日販商品データベースより]第1章 漢族農村研究における“集合”論の系譜
第2章 渦中の無形文化遺産―高淳三か村における祭祀芸能と機運
第3章 流しのコンバイン―収穫期Q村における即興的分業
第4章 村のたまり場―日常的交流にみる村民生活の韻律
第5章 「このトマトは都会人が一番好きなものだ」―日常会話における二分法的境界
第6章 粽をつくる、粽を贈る―端午節における儀礼食の贈与と「関係」
第7章 「家」と食卓―日常/非日常的共食にみる「家」の伸縮と「備え」
終章 韻律と社会
「何もない日常」に通底するもの
農村の日常生活の情景にこそ、今日の中国の農民生活の息遣い、社会組成のありようを理解する手がかりがある。研究者を呪縛していた境界の存在を前提とする集団や組織といった語を離れ、境界が時と場合に応じて顕在化/潜在化し、その規模も伸縮に富むような〈集合〉を焦点化、中国理解の扉を開く。
【推薦】
一見融通無碍に見えながら極めて精緻に織りなされる中国人どうしの社会関係。変貌著しい2010年代の中国農村に住み込んだ若き人類学者が、日常のさりげない出来事を通して読み解く中国人社会論であり、研究史上に新たな到達点を記す必読の研究書である。
(東北大学東北アジア研究センター教授 瀬川昌久)