- 少女だった私に起きた、電車のなかでのすべてについて
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- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2019年12月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784781618210
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[BOOKデータベースより]
痴漢被害者の実体験を小説化。「冤罪」「被害者側の自己管理」ばかりが声高に論じられる社会で、本当におかしいのは誰か?私たちの日常に潜むグロテスクな事実から目を背けさせないために、被害者が語る物語。
[日販商品データベースより]【書籍1部】
つまり、誰も私を助けてくれない。
これが今、12歳の女子中学生である私の生活。
痴漢と対峙するのは、いつもひとりだ。
6年間、山手線で毎日のように繰り返された痴漢行為。
止まらない暴力、無理解な大人たちが、12歳の少女・クミの絶望を加速させる―
痴漢被害者による実体験を基にした私小説。
フランスで刊行され現地で議論を巻き起こした作品が、ついに邦訳。
この被害は、「よくあること」でも「大げさ」でもない。
私たちの日常に潜むグロテスクな事実から目を背けないために、
被害者が語る 絶望と、怒りと、救済の物語。