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[BOOKデータベースより]
アフリカ農村の民族誌から、真の“法人類学”へ。人間の裁きに宿る根源的困難をこえて―東アフリカに「待つことを知る」人びとがいる。正義を希求し、法を探究する人間、社会を語る人間の姿を描き、法とは何かを問い直す。
1 待つことを知る正義(待つことを知る社会の正義―オルタナティブ・ジャスティスの人類学;個を覆い隠す社会―イゲンベ地方の紛争処理における平等主義と非人格性)
[日販商品データベースより]2 他者を知る法の理論(人間的法主体から社会的法主体へ―リーガル・ブルーラリズムの人類学;アフリカ法の柔軟性と確定性―イゲンベ地方の婚資請求訴訟の分析から)
3 人を知る法の理論(人と人との絆を律する法―身分契約の人類学;アフリカ法の形式主義と反形式主義―グシイ慣習婚の成立要件をめぐって)
4 法を知る人類学(法と人間―法人類学総説;法と政治―もうひとつのパラドクス)
東アフリカに「待つことを知る」人びとがいる。正義を希求し、法を探究する人間、社会を語る人間の姿を描き、法とは何かを問い直す。
人間の裁きに宿る根源的困難に、アフリカの人びとはそれぞれの方法で対処している。ある農村では、即効性のない呪物を使い、時間をかけて解決を図る。やがて訪れる自身と周囲の環境・現実理解の変化、そして待つことを知る者の姿がそこにあった。人間による正義の希求、人間的法の探究をめぐる民族誌的発見から真の〈法人類学〉へ。