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[BOOKデータベースより]
高校生物の教科書執筆や入試関連業務の経験などを通して、今の高校生がどのような内容の生物を学習しているかを知る著者が、「生物基礎」は勉強したけれど4単位の「生物」は学習していない大学生が、大学での生物学をなるべくストレスなく学べるように、との思いで本書を執筆した。具体的には、章のはじめに「高校「生物基礎」で学んだこと」を設け、スムースに学習できるよう工夫した。大学で直面する勉強の壁を低くするため、文章を書く際、難しい言い回しは可能な限り避けるようにした。解くことで理解を深められるように、練習問題を各章末に配し、巻末に解答を載せた。
生物とはなにか
細胞―生物をつくる単位
タンパク質―生物をつくる材料
DNAとゲノム―生物を生みだす情報
代謝―生きるためのエネルギー獲得
細胞骨格・細胞接着・細胞運動―からだを支え、動かす仕組み
シグナル応答と細胞内シグナル伝達―細胞が情報を得る方法
細胞分裂と細胞周期―細胞はどうやって増え、個体は子孫を残す?
細胞内輸送―つくられたタンパク質はその後どうなる?
遺伝子の発現制御―生物は設計図をどのように使うのか
生体の構造と機能―生物のからだの仕組み
内部環境の維持機構―生物は環境の変化にどう対応するか
動物・植物の生殖と発生―生物はどのようにつくられるか
生物の系統と分類―生物はいろいろいる
生物の生態系と多様性―地球と生物の関係を考える
高校生物の教科書の執筆や大学入試の関連業務に長年、携わってきた著者による生物学の入門的教科書。
高等学校で「生物基礎」(2単位)は履修したが「生物」(4単位)は学習してこなかった学生が、大学で受講する生物学の講義をなるべくストレスなく学べるようにとの思いから、さまざまな工夫を施した。
具体的には、章のはじめに「高校「生物基礎」で学んだこと」を設け、その章の内容がスムースに学習できるようした。また学習の敷居(壁)を低くするため、説明にあたっては、難しい言い回しを避けて、できる限りやさしく表現するように努めた。さらに、練習問題を各章末に配して、その章で学んだことの理解が深められるようにした(巻末に解答を掲載)。
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