- あるいは修羅の十億年
-
- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 2019年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784087440478
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[BOOKデータベースより]
2026年。五輪後、荒廃が進み移民で溢れる東京。人工心臓を持つ少女・谷崎ウランは、メキシコ人芸術家に卓越した想像力を買われ、東京の“架空の歴史”を創作し始める。彼女の「神話」は周囲に15年前の“ある記憶”を呼び覚ます。一方、放射能に汚染された被災地「島」から従姉弟同士の二人が上京。十代の三人が出会う時、何が起こるのか。力強く描かれる驚愕の近未来。そこにあなたは希望の光を見る。
[日販商品データベースより]テロ、移民、スラム化した東京、菌糸の生物兵器…
2026年の“未来の歴史"を幻視せよ。
舞台は2026年東京。
放射能汚染によって隔離された被災地「島」からやってきた、天才的騎手・喜多村ヤソウ。
東京オリンピック後、スラムと化した“鷺ノ宮"を偵察する「島」生まれの喜多村サイコ。
先天性の心臓病を患う少女・谷崎ウラン。
17歳と19歳と18歳の三人が出会うとき、東京を揺るがす事態が巻き起こる――。
日本、フランス、メキシコ、そして「島」。
遥かな未来になけなしの希望を託す、近未来長編。
【著者略歴】
古川 日出男(フルカワ ヒデオ)
1966年福島県郡山市生まれ。98年『13』でデビュー。2002年『アラビアの夜の種族』で、第55回日本推理作家協会賞と第23回日本SF大賞をダブル受賞。06年『LOVE』で三島由紀夫賞受賞。他の作品に『ベルカ、吠えないのか?』『サウンドトラック』『gift』『聖家族』『MUSIC』『ドッグマザー』『女たち三百人裏切りの書』などがある。