- その証言,本当ですか?
-
刑事司法手続きの心理学
IN DOUBT:The Psychology of the Criminal Justice Process
勁草書房
ダン・サイモン 福島由衣 荒川歩
- 価格
- 4,620円(本体4,200円+税)
- 発行年月
- 2019年10月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784326251377

ユーザーレビュー
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。

[BOOKデータベースより]
第1章 はじめに
[日販商品データベースより]第2章 「我々はヤツに迫っている」:捜査のダイナミズム
第3章 「刑事さん、この人です!」:目撃者による犯人識別
第4章 「刑事さん、これが事実です」:犯罪についての目撃記憶
第5章 「いいから認めろ。お前が犯人だ」:被疑者取り調べ
第6章 「被告人は有罪」:公判における事実認定
第7章 裁判における事実認定の仕組み
第8章 正確性の向上を目指して
被害者や目撃者がそろって犯人であるとし、本人も自白した事件。しかし、彼は無実であった。誤った証言を生み出すメカニズムに迫る。
事件に関わる人物を見分けたり出来事の詳細を思い出すこと、またその正確性を見定めることは、私たちが思うほど簡単ではない。本書は、実験心理学の膨大で多様な研究を踏まえて、記憶、知覚、推論といった人々の心の働きがいかに歪みやすく、またそれを見抜いて正すことがいかに難しいかを、取り調べや裁判の流れに沿って紹介する。