- 悪における善
-
心理学のパラドックス
Vom Guten des Bosen青土社
アドルフ・グッゲンビュール=クレイグ 山中康裕 佐渡忠洋- 価格
- 2,860円(本体2,600円+税)
- 発行年月
- 2019年11月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784791772285
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[BOOKデータベースより]
善人も悪の、悪人も善の側面を持つ。そんな矛盾をはらむ人間や社会の姿を「逆説」から考察する。心理療法家として数々の人間の矛盾に遭遇してきたユング派の重鎮・グッゲンビュール=クレイグ最後の思索。
第1章 創造性・自発性・自立性―悪魔の三人の子どもたち
[日販商品データベースより]第2章 恐ろしい父親―健全な子ども
第3章 非凡な父親の息子と娘たち
第4章 子どもの性的虐待の現実と神話
第5章 暴力の祝福
第6章 ヨーロッパにおけるナショナリズムの喜ばしき復興
第7章 ヨブに答えず
第8章 バジリスク、あるいは従属しないセクシャリティ
ユングは、≪ある心理学的言明は、その反対もまた真である時にのみ、真である≫と述べた。人間とは、一つの逆説的な存在であり、それゆえ心理学もまた逆説的なのだ。本書は個々人および社会の集合的なものに、逆説・矛盾でもって接近する。各章冒頭で、まさに当を得た格言が述べられるが、続く本文では、それらとま逆のことが書かれる。にもかかわらず、その格言は各章ごとの内容と同じく、またそれも真なのである。ユング心理学の重鎮による全く新しい善悪論。