- 村上春樹の短編を英語で読む1979〜2011 下
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But Writing About Them In Japanese
ちくま学芸文庫 カー38ー3
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2019年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784480099464
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[BOOKデータベースより]
「デタッチメント」から「コミットメント」へ―村上春樹の創作姿勢の移行は、はたして何を意味するのだろうか。その物語世界はどのように深化を遂げたのか。デビュー以来の80編におよぶ短編を丹念にたどりながら、長編とのつながりをも探り出すことで、新たな像が浮かび上がる。下巻では、『ノルウェイの森』の大ベストセラー化を契機にもたらされた深刻な孤立と危機にはじまる「中期」の作品群を読み解き、そして、日本の戦後にとって節目となった1995年の二つの出来事を誰よりもしっかり受け止めた小説家の「後期」の転回を掘り下げる。
第3部 中期 孤立と危機(女性という表象―「レーダーホーゼン」;これ以上はあげられないくらいの大きな悲鳴をあげること―「眠り」;村上春樹、底を打つ。―「沈黙」と「七番目の男」)
[日販商品データベースより]第4部 後期 回復と広がり(マニフェストと小さな他者―「めくらやなぎと、眠る女」;わかりにくさと、戦後の思想―「かえるくん、東京を救う」;自分への旅―「品川猿」)
デタッチメントからコミットメントへ――。デビュー以来の80編におよぶ短編を丹念にたどることで浮かびあがる、村上の転回の意味とは? 解説 松家仁之