[BOOKデータベースより]
本書の主な読者対象は大学の初年次生で、将来、自然科学を用いて研究や技術開発に挑む研究者や技術者の卵たちである。高校で「物理」を学ばなかった方でも理解できるように、各章、初歩的な内容から始めて標準的な内容を網羅した。また、力学を理解するうえで必要な数学(ベクトル、微分、積分、三角関数など)についても、随時説明を加えた。
目指すものを明確にしよう
ベクトルに慣れ親しもう
微分と積分に慣れ親しもう
運動の3法則を身につけよう
重力による運動で検証しよう
束縛力がはたらく運動で検証しよう
振動現象を通して検証しよう
減衰振動と強制振動で検証しよう
振動現象をさらに探究しよう
衝突現象を通して検証しよう
惑星の運動で検証しよう
仕事とエネルギーにもっと親しもう
非慣性系から眺めてみよう
剛体の運動を定式化しよう
剛体の平面運動で検証しよう
固定点をもつ剛体の運動と衝突現象で検証しよう
本書は、将来、自然科学を用いた研究や技術開発に挑むであろう学生向けの力学の教科書である。
高校で「物理」を学んでこなかった学生も理解できるように、各章とも初歩的な内容から始めて、いわゆる標準的な力学の内容を網羅した。各章には、身の回りの題材を含めた章末問題を10題前後用意し、実力養成のための発展問題も収めた。また、力学を理解する上で必要な数学(ベクトル、微分、積分、三角関数など)についても随時説明を加えた。
力学は、身近に視覚的な題材が多く存在し、かつ実験で検証しやすいこと、中学校で基礎的な内容を定性的に学んでいること、定式化において用いる数学はそれほど難解ではないこと、(適切なヒントが与えられれば)独力で理論をつくれること等から、学生の「能動性」と「創造性」を育むための格好の教材となる。本書を通して、力学から「科学する心と術」を学んでいただければ幸いである。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- よくわかる力学の基礎
-
価格:2,860円(本体2,600円+税)
【2023年02月発売】
- テキスト量子力学ー萌芽と構築の視点からー
-
価格:2,310円(本体2,100円+税)
【2022年03月発売】
- 力学
-
価格:2,090円(本体1,900円+税)
【1998年10月発売】
- 基礎力学
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2013年04月発売】
- わかりやすい理工系の力学
-
価格:3,080円(本体2,800円+税)
【2011年11月発売】