- 子午線を求めて
-
- 価格
- 1,925円(本体1,750円+税)
- 発行年月
- 2019年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784065168394
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[BOOKデータベースより]
フランスで長らく経度の基準とされてきた、パリ子午線。敬愛する詩人ジャック・レダの文章に導かれて、その痕跡をたどりながら、「私」は街をさまよい歩く。パリの郊外が抱え込む闇を抉り出したセリーヌやロマン・ノワールの書き手たちへの眼差し。断章で鮮やかに綴るエルヴェ・ギベールの肖像…。著者の作家としての原点を映し出す、初期傑作散文集。
1(子午線を求めて―ジャック・レダに)
[日販商品データベースより]2(いちばん低い雲;象を説得すること;アンボワーズの春;美しい母の発見;距離について;人恋しさについて;変名について;忘却の河)
3(セリーヌとロマン・ノワールのための序章―『夜の果てへの旅』と郊外;コンクリートの氷野―ロマン・ノワールと郊外;ブゾンとラ・クルヌーヴのはざまで―セリーヌと郊外)
4(長いあいだ、私は寝相が悪かった;ジャン・プレヴォーのために;忘れられた軽騎兵;カメレオンになろうとしているのに、世界はたえず私から色を奪っていく;内なる港の光景;空虚の輪郭;そして誰もいなくなった;ぼくの叔父さん)
5(下降する命の予感―エルヴェ・ギベールをめぐる断章)
フランスで長らく経度の基準とされてきた、パリ子午線。敬愛する詩人ジャック・レダの文章に導かれて、その痕跡をたどりながら、「私」は街をさまよい歩く。パリの郊外が抱え込む闇を抉り出したセリーヌやロマン・ノワールの書き手たちへの眼差し。断章で鮮やかに綴るエルヴェ・ギベールの肖像……。著者の作家としての原点を映し出す、初期傑作散文集。