情報革命の世界史と図書館

粘土板文書庫から「見えざる図書館」の出現へ

樹村房
山口広文　

• 価格: 3,740円（本体3,400円＋税）
• 発行年月: 2019年07月
• 判型: 四六判
• ISBN: 9784883673247

内容情報

[BOOKデータベースより]

五つの情報革命をキーワードに世界の歴史と現代社会の構図を改めて整理し、それらに伴う図書館の形成・変貌を視野に入れながら、組織としての役割の変容について考察する。

粘土板からインターネットへ
第１部　文字と紙が創った世界（文字革命―情報の保存と文明の形成；紙の長い旅―東から西へ；文書庫から図書館への道）
第２部　活字とケーブルが拡げた世界（印刷革命―情報の複製と国民的な情報圏の形成；電信網の構築と情報のグローバル化；欧米における図書館の発達；日本列島の情報革命）
第３部　電子情報が渦巻く世界（ＩＣＴ革命―情報電子化の激流；ＩＣＴ革命と図書館）

[日販商品データベースより]

人類は，文明の誕生までさかのぼれば，これまでに文字の創造，紙の普及，印刷術の革新，電信の発明，そしてインターネットを核としたICT技術の浸透と，幾度も情報革命を経験して来ている。
本書では，それらの情報革命をキーワードに世界の歴史と現代社会の構図を改めて整理し、それらに伴う図書館の形成・変貌を視野に入れながら、組織としての役割の変容について考察する。