[BOOKデータベースより]
方法としての表象文化史を駆使した明快な天皇(制)論講義。本書は天皇だけではなく天皇の血統のスペアとしての皇族に着眼。中央政界での皇族の姿だけでなく、津軽、宮城、秩父など地域社会における表象に中央の規範からの逸脱を指摘。さらに法維持暴力(ベンヤミン)の視点から、幕末から戦前、戦中、戦後を経て、平成のサブカルチャーまで、メディアにおける天皇・皇族表象を読み解き、表象の集積体としての天皇(制)に迫る。
序章 表象の集積体としての天皇(制)―方法と視座
第1章 天皇像の近世・近代・戦後
第2章 近代天皇像の形成と維持
第3章 行幸啓・「御成」という契機
第4章 “御真影”という装置
第5章 検閲というシステム
第6章 大衆社会とメディア消費―戦前戦中期メディアのなかの皇族表象
第7章 僻地と国民国家―戦前期秩父における秩父宮の表象
第8章 危機と奇跡―天皇・皇族の「瑞祥」言説
第9章 “人間天皇”とその周辺―戦後皇族表象の連続性
第10章 弱者と超越性―現代における天皇(制)表象
方法としての表象文化史を駆使した明快な天皇(制)論講義。本書は天皇だけではなく天皇の血統のスペアとしての皇族に着眼。中央政界での皇族の姿だけでなく、津軽、宮城、秩父など地域社会における表象に中央の規範からの逸脱を指摘。さらに法維持暴力(ベンヤミン)の視点から、幕末から戦前、戦中、戦後を経て、平成のサブカルチャーまで、メディアにおける天皇・皇族表象を読み解き、表象の集積体としての天皇(制)に迫る。
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