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- 理論と批評
-
古典中国の文学思潮
京大人文研東方学叢書 7
- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2019年06月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784653043775
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価格:7,920円(本体7,200円+税)
【2015年03月発売】
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古典中国の文学思潮
京大人文研東方学叢書 7
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価格:7,920円(本体7,200円+税)
【2015年03月発売】
[BOOKデータベースより]
「道徳・倫理を離れた文学に価値はない」。儒教の枠組みのなかで多分に建前として語られるこうした言説は、時代に伴い多様化する作品と、如何に詩や文章をつくるかという技法論とに結びつき、複数の潮流を為す文学論を生み出していく。紀元前から二十世紀前期まで、文学をめぐるさまざまな言説に焦点を当て、長きにわたり語られてきた文学の系譜をたどる。
第1部 継承と変容(文学論の興起;文学論の発展;文学論の展開)
[日販商品データベースより]第2部 言説の系譜(文学論の媒体;文学論の占める位置;言葉による表現の可能性;伝統の総括をめぐって)
言葉の力を信じた人々は、文学に何を見いだしたのか
「道徳・倫理を離れた文学に価値はない」。儒教の枠組みのなかで多分に建前として語られるこうした言説は、時代に伴い多様化する作品と、如何に詩や文章をつくるかという技法論とに結びつき、複数の潮流を為す文学論を生み出していく。紀元前から二十世紀前期まで、文学をめぐるさまざまな言説に焦点を当て、長きにわたり語られてきた文学の系譜をたどる。
【目 次】
はじめに
第一部 継承と変容
第一章 文学論の興起
第一節 「文学」の萌芽 / 第二節 解釈の可能性 / 第三節 文学独自の理論の発生
第二章 文学論の発展
第一節 『文心雕龍』の体系性 / 第二節 『詩品』の詩歌批評 / 第三節 文学理論・批評書登場の背景
第三章 文学論の展開
第一節 唐代 / 第二節 宋代 / 第三節 元代 / 第四節 明代 / 第五節 清代
第二部 言説の系譜
第四章 文学論の媒体
第一節 文学を論じる様式 / 第二節 選集 / 第三節 摘句 / 第四節 詩格 / 第五節 論詩詩 / 第六節 詩話 / 第七節 評点 / 第八節 技法論との関わり
第五章 文学論の占める位置
第一節 創作と批評・理論 / 第二節 文学批評・理論と図書分類 / 第三節 「文学」の位置 / 第四節 批評の可能性
第六章 言葉による表現の可能性
第一節 言語表現の範囲 / 第二節 象徴化と言語 / 第三節 言葉を超えた存在
第七章 伝統の総括をめぐって
第一節 古典文学であることの条件 / 第二節 「古典」と「近代」の間
参考文献一覧 / あとがき
図版出典一覧 / 索引