- 外来種は本当に悪者か?
-
新しい野生
草思社文庫 ピー1ー1
THE NEW WILD- 価格
- 1,078円(本体980円+税)
- 発行年月
- 2019年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784794223999
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[BOOKデータベースより]
「手つかずの自然」は想像の産物にすぎない。外来種の活力を活かして自然の再生をめざすべきでは?21世紀の自然保護を考えるための必読書!
第1部 異邦人の帝国(グリーンマウンテンにて;新しい世界;クラゲの海;ようこそアメリカへ;イギリス―イタドリにしばられた国)
[日販商品データベースより]第2部 神話とドラゴン(生態学的浄化;よそ者神話;“手つかずの自然”という神話;エデンの園の排外主義)
第3部 ニュー・ワイルド(新しい生態系;都市の荒廃地で自然保護を再起動する;ニュー・ワイルドの呼び声)
「この本は、21世紀の環境保護はどうあるべきかという問いに、私なりに答えを探す旅でもあった。
自然を樹脂で固めて保存することはできないし、ましてや過去の自然をふたたび創造することも無理な話だ。
どちらも地球を巨大な動物園にするようなもので、不可能であるばかりか自然に対する冒?でもある。
想像の産物に過ぎない『手つかずの自然』を守ろうとしても負け戦に終わる。
むしろ、外来種の活力と『侵略本能』を活かして自然の再生をめざすべきだろう」
(「はじめに」より)
外来種は駆除すべきだという人間の勝手な生命観に警鐘を鳴らし、
今後の環境保護の指針となる必読書。