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内容情報
[日販商品データベースより]
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詩人・谷川俊太郎の言葉と、グラフィックデザイナー・粟津潔の絵による絵本。まるの王さまと自称するお皿が、シンバルが、タイヤが、ボールベアリングが次々と登場し、次第にまるは真珠やオレンジ、運動会の玉ころがしの玉、トンビの輪になり……。「まる」という存在を機軸に奇想天外に展開していく鮮やかな絵は独特の魅力を放ち、そこに詩人の言葉がテンポよく寄り添います。「かがくのとも」1971年2月号の限定復刊。
最初の登場した丸いおさらが、あっという間に割れて粉々になってしまうところは、ドキッとしました。
なのに次に出てきたシンバルは大笑いしているし、テンポよく次々と丸いものたちが登場しますが、数学的・科学的であり、さらに哲学的な作品です。
テキスト自体は長くありませんが、よく考えなければ理解できない部分があります。
さすが谷川俊太郎さんだなぁと、思いました。
とても魅力的な作品ですが、テキストがあちこち飛んでいたり、セリフっぽい吹き出しもあるので、読み聞かせには使いづらいと思いました。(てんぐざるさん 50代・埼玉県 女の子19歳)
【情報提供・絵本ナビ】