- 「境界性」その内と外
-
日本基層社会の「境界性」に関する総合的研究
明治大学社会科学研究所叢書
- 価格
- 4,950円(本体4,500円+税)
- 発行年月
- 2019年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784788807310
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[BOOKデータベースより]
私たちの周りには多くの境界がある。そのどれもが何かを基準として分類され、創られてきたものだが、いったいその基準とは何か。本書は日本の地域社会をフィールドとして基地、観光、漁業慣行、限界集落、市町村合併をキーワードに、人々がどのような基準で境界を認識し、創ってきたかを分析したものである。
第1章 沖縄の基地周辺共同体と文化継承に関する“境界”領域の人類学的考察(課題と目的;強制移転村―読谷村楚辺の事例から ほか)
第2章 境界に生まれる文化―周防大島における文化の真正性と言説の生成(宮本常一の観光論;分析的視座 ほか)
第3章 境界/越境と「人の移動」―周防大島の漁協と漁業慣行(山口県東和町の沿革と概況;周防大島の漁協と漁業 ほか)
第4章 奄美民俗社会における地域社会維持の境界について―鹿児島県大島郡大和村の事例から(離島(奄美群島)における過疎化、高齢化の特徴;大和村の概況 ほか)
第5章 市町村合併をめぐる境界性の問題―山形県金山町・鹿児島県南さつま市坊津町の事例から(平成の市町村合併;山形県金山町の合併をめぐる問題 ほか)