この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- パンデミックと社会科学
-
価格:3,080円(本体2,800円+税)
【2024年02月発売】
- 動物×ジェンダー
-
価格:3,300円(本体3,000円+税)
【2024年02月発売】
- 自己責任の時代
-
価格:3,960円(本体3,600円+税)
【2019年11月発売】
- 関係人口の社会学
-
価格:3,520円(本体3,200円+税)
【2021年04月発売】
- コミュニケーション理論史研究 下
-
価格:7,150円(本体6,500円+税)
【2014年08月発売】
[BOOKデータベースより]
近代日本における「恋愛」と「ジェンダー」の関係を検証する。恋愛という観念の形成とともに、男女の間には、どのように新たな境界線が引かれていったのか。恋愛をめぐる男女の歴史的経験を描出する。
序章 問題視角―恋愛における「自己」とジェンダー
[日販商品データベースより]第1章 夫婦愛の成立―「自己」と「役割」の緊張関係
第2章 反社会としての恋愛―男たちの「自己」の追求
第3章 恋愛の社会化―「自己」から「男らしさ」へ
第4章 「女同士の恋」―女たちの「自己」の追求
第5章 恋愛への囲い込み―「女」としての「自己」
第6章 残されたジレンマ―「自己」と「役割」の狭間で
終章 恋愛の脱構築に向けて
恋愛は近代的な「自己」の実現のうえで、いかに意味づけられていったのか。恋愛という観念の男女による形成過程の違いを分析する。
明治期の「恋愛」という新たな観念の登場は、異なる歴史的・社会的文脈のもとにあった男女に、それぞれ何をもたらしたのか。恋愛をめぐる社会的な共通認識がつくられるプロセスをジェンダーの視点からたどり、恋愛という観念がいかに男性と女性にとって異なる意味をもつものとして形成されていったのか、資料を基に鮮やかに描き出す。