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精神医療から精神福祉へ メンタルヘルス・ライブラリー 40
批評社 浅野弘毅
点
こころに病いを抱えたひとが当たり前に地域で暮らせる社会の実現をめざして、わが国では1960年代末からさまざまな改革運動が展開されました。なかでも精神科の病院の開放化運動と保安処分に反対する運動が車の両輪として展開されました。本書は当時行われた論争を跡づけ、改革運動の光と影を描き出しています。
第1部 精神医療から精神福祉へ(戦後の論争をふり返って;精神科医と精神保健福祉士のダイアローグ―歴史・状況・関係性;戦後精神医療論争を踏まえた精神医療福祉の現在 ほか)第2部 精神医療の変革運動(開放化運動の思想と実践;「生活療法」批判―藤澤敏雄を偲んで;精神病理学批判―「1968年」の松本雅彦 ほか)第3部 ケアの精神医学(脆弱性に応答する責務―デイケアの課題と期待するもの)
精神障害者への医療と福祉の関係は、従来から医療が主で福祉は従であるという固定観念に支配されてきた。しかし、病院から地域への移行をめざすさまざまな試みが進むにつれ、リハビリで具体的な個人と相互的・親和的な関係を取り結ぶ経験をもつことによってリカバリーが可能となっていくことを、医療者も含めて共通の経験として語ることができるようになってきた。社会的入院といわれる長期在院患者さんの退院促進は遅遅として進展していない。しかし新しい患者さんは比較的短期間で退院するようになってきた。今、医療と福祉をめぐる論争は転換期にある。精神障害は疾患なのか、障害なのか? 医療から福祉へ――精神病院の負の遺産を克服し、医療現場改革の可能性を探る。
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1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
一覧を見る
[BOOKデータベースより]
こころに病いを抱えたひとが当たり前に地域で暮らせる社会の実現をめざして、わが国では1960年代末からさまざまな改革運動が展開されました。なかでも精神科の病院の開放化運動と保安処分に反対する運動が車の両輪として展開されました。本書は当時行われた論争を跡づけ、改革運動の光と影を描き出しています。
第1部 精神医療から精神福祉へ(戦後の論争をふり返って;精神科医と精神保健福祉士のダイアローグ―歴史・状況・関係性;戦後精神医療論争を踏まえた精神医療福祉の現在 ほか)
[日販商品データベースより]第2部 精神医療の変革運動(開放化運動の思想と実践;「生活療法」批判―藤澤敏雄を偲んで;精神病理学批判―「1968年」の松本雅彦 ほか)
第3部 ケアの精神医学(脆弱性に応答する責務―デイケアの課題と期待するもの)
精神障害者への医療と福祉の関係は、従来から医療が主で福祉は従であるという固定観念に支配されてきた。しかし、病院から地域への移行をめざすさまざまな試みが進むにつれ、リハビリで具体的な個人と相互的・親和的な関係を取り結ぶ経験をもつことによってリカバリーが可能となっていくことを、医療者も含めて共通の経験として語ることができるようになってきた。
社会的入院といわれる長期在院患者さんの退院促進は遅遅として進展していない。しかし新しい患者さんは比較的短期間で退院するようになってきた。今、医療と福祉をめぐる論争は転換期にある。
精神障害は疾患なのか、障害なのか? 医療から福祉へ――精神病院の負の遺産を克服し、医療現場改革の可能性を探る。