刑罰をめぐる法文化

法文化（歴史・比較・情報）叢書　１６

国際書院
高塩博　

• 価格: 3,960円（本体3,600円＋税）
• 発行年月: 2018年10月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784877912932

内容情報

[BOOKデータベースより]

監獄改良論における思想的基盤、清朝時代の裁判と刑罰、近世・近代刑事法改革での量刑論・罪刑均衡論、刑罰文化を踏まえたスウェーデンにおける刑法理論など刑罰をめぐる法文化をみる。

第１章　旧刑法における罰金刑の成立過程
第２章　１８８０年代における監獄改良論者の人脈と思想的基盤について
第３章　清朝時代の裁判と刑罰：「五年審録」、「熱審」、「朝審」、「秋審」から
第４章　文化としての犯罪、刑罰、死刑：日本と中国の比較を通じて
第５章　企業犯罪から見る韓国の法文化
第６章　中世イングランドにおける窃盗罪と刑罰
第７章　近世・近代刑事法改革における量刑論と罪刑均衡
第８章　スウェーデンの刑罰理論について：刑罰文化を踏まえた一考察