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[BOOKデータベースより]
じごくのはずれのえきにやってきたのは、ぬのおばけとほねおばけ。ふたりは、にんげんをおどかしにいこうとれっしゃをまっているのですが…ゴトンゴトンゴトンゴトンやってきたのは、どんなれっしゃ?ハロウィンにぴったりのおばけの絵本。
[日販商品データベースより]ハロウィンがいっそう楽しくなる絵本。人間を驚かしたい二人のおばけは狼男やドラキュラにおびえる怖がりおばけ。人間が乗車する列車で驚かそうとするが、不思議と誰も驚かない。町に到着すると、おばけに仮装した人間であふれていて。二人のおばけがハロウィンのお祭りに遭遇するコミカルホラーなお話。
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じごくのはずれにある「じごくこうえん」駅にやってきたのは、ぬのおばけと、ほねおばけ。「ああ、たいくつだなあ。」「たまには にんげんを びっくりさせに いこうかなー。」というわけで、にんげんをおどかしにいくため、出会って意気投合したふたり。仲良くホームで、やってくる列車を待っています。ところが……。やってくるのは、毛むくじゃらのおおかみおとこ列車や、真っ赤にもえる火のくるま列車、棺桶がならんだ吸血鬼の寝台列車。おおかみおとこには骨をかじられそうになるし、布には火がつくし、切符代を血ではらうこともできないし、なかなかちょうどよくふたりが乗れる列車がきません。長い間待ってとうとうやってきた列車には、人がいっぱい。はりきって、ふたりは、にんげんをおどかそうとしましたが……!?オチをちょっぴり教えてしまうと、実はこれはハロウィンでおばけとにんげんがあべこべにおどかされてしまうお話。おばけたちの困った顔、あわてた顔がおもしろい!いかにもおばけらしい列車が次々やってくるのを、ドキドキしながら待つのは、子どもたちがきっと大好きな時間です。「ゴトン ゴトン ゴトン」「ガタン ガタン ガタン」と列車が近づいてくる音を、親子で想像して味わいながら、ついに「キエーーーーー!」「イッヒッヒーーーー!」とおどかす場面は、雰囲気たっぷりに読んであげてくださいね。作者しのだこうへいさんには『どうぶつれっしゃ』という絵本作品もあります。それぞれ巻末に親子で体遊びが楽しめる「おばけれっしゃのうた」「どうぶつれっしゃのうた」を掲載。イラストと楽譜が載っていますので、遊んでみてくださいね(歌はひさかたチャイルドのサイトで聴くことができます)。列車の音がゴトン、ガタン…。2冊あわせて読むと楽しいですよ。
(絵本ナビライター 大和田佳世)
人間を脅かすことを画策するぬのおばけと、ほねおばけが、人間のところへ行くために電車を待っていました。
しかし、やってくる電車はおばけらしさあふれるおもしろい電車だけど…
後半の展開は予想外でとてもおもしろかったです。
ハロウィンにぴったりな絵本だったと思います。(さくらっこママさん 30代・神奈川県 女の子6歳、男の子3歳)
【情報提供・絵本ナビ】