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- 和紙植物
-
- 価格
- 3,410円(本体3,100円+税)
- 発行年月
- 2018年09月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784588218118
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[BOOKデータベースより]
和紙の原材料となる雁皮(ガンピ)、三椏(ミツマタ)、楮(コウゾ)という三種の植物をとりあげ、その育成から伐採、皮剥ぎまでの工程を中心に、奈良時代以降から現代にいたる生産者たちの苦闘の歴史を描くとともに、生産地の過疎化・高齢化、野生獣による被害の問題にもおよんで和紙の未来に警鐘を鳴らす。
第1章 高品質和紙を生む雁皮
[日販商品データベースより]第2章 雁皮紙を漉く村とその姿
第3章 耐久性抜群の和紙を生む三椏
第4章 局紙用三椏栽培の繁栄と衰退
第5章 三椏栽培と芳香ある美花の鑑賞
第6章 楮でつくる布
第7章 近世の楮紙郷と支配藩財政
第8章 楮栽培の普及と近年の衰退
和紙の歴史については多くの著述があるが、その原木である雁皮(ガンピ)、三椏(ミツマタ)、楮(コウゾ)という三種の植物について書かれたものは極めて少ない。本書は、紙が漉かれ始めた奈良時代以降から現代まで、これら原木の育成から伐採、皮?ぎまでの工程を中心に、生産者たちの苦闘の歴史を描き、生産地の過疎化・高齢化、野生獣による被害の問題にもおよんで和紙の未来に警鐘を鳴らす。