- 在庫状況:出版社よりお取り寄せ(1週間程度で出荷)
[BOOKデータベースより]
「これはわるいてんぐでな。わしがほうりきできにかえたのだ。けっして、そのひもをほどいてはいかんぞ。たいへんなことになるでな」おしょうさんのるすちゅうに、そのひもをほどいてしまったこぞうさん。そのばん、てあらいにおきだしたこぞうさんがろうかをあるいていると、ミシッミシッ…。
[日販商品データベースより]かつて和尚さんが悪い天狗を法力で木にしました。その術は、天狗をしばってあるひもをほどくと解けてしまいます。ある日、お寺の小僧さんがひとりで留守番をすることになりました。近所のこどもたちとこま遊びしていたところ、こままわしのひもが切れてしまいました。そうだ! と、小僧さんは天狗にかけられたひもをほどいてしまい……。
キャラクター化されたおばけではなく、おばけ本来の怖さとその物語を子どもたちに伝えたいシリーズの第四弾「てんぐ」。赤い顔に長い鼻…風貌はよく知られた天狗ですが、そのお話はどうでしょうか?
日本各地に残る物語を元に、児童文学作家としてはもちろん、ストーリーテラーとしてもおなじみ杉山亮氏が子どもたち向けに創作したお話。そのお話をクレヨン・クレパス画家の加藤休ミ氏が、圧倒的な迫力と鮮烈な色づかいで表現。
本シリーズは、「読み終わったときにほっと安心できる」こともポイントのシリーズです。「怖かったねー。でも、よかったねー」と、親子でハラハラ・ドキドキ幸せな読書体験をお届けいたします。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- しょうぼうのずかん
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2023年08月発売】
- ともだちやま
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2012年01月発売】
- りきしのほし
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2013年07月発売】
- かんなじじおどり
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2014年07月発売】
- おさかなかんこうあさくさかな
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2019年10月発売】
悪さをするてんぐに縄をかけて、お寺の中において見張っている。
そんなシチュエーションを考えただけで、そのお寺の有難味が分かりますし、昔話らしさ満点ですね。
そこから小僧さんの失敗に繋がっていくのですが・・・
てんぐへの法力が解けて、小僧さんをさらっていく様子はどきどきでした。
どんな方法でてんぐにしていくかのくだりでは、かなり原始的ではありますが、その分痛みを想像出来て、これまた怖いのです。
間一髪で助かって、本当に良かった!
でも何が凄いかというと、法力が使えて、てんぐから恐れられている和尚さんが一番凄いです。(hime59153さん 40代・三重県 男の子9歳)
【情報提供・絵本ナビ】