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[BOOKデータベースより]
第1部研究編ではメランヒトンの思想世界の全体像を、その人間学と教育を中心にして俯瞰すべく描き出そうと試みた。加えてメランヒトンに関連する重要人物と派生的なトピックについても第5章で扱った。第2部翻訳編ではメランヒトン原典からの邦訳の一部を14編収録した。いずれも日本では初訳となるものばかりである。そのタイトルを一覧するだけでもメランヒトンの幅広さが看取できるが、なかでも第1部に記されているように、自然学もしくは自然哲学に対する彼の関心は大きかった。ルターという宗教改革史のヒーローのみならず、その重要な脇役としてこの運動を支え、しかも教育という具体的な実践を通じてルター神学の理念を実現化した人物として、「ドイツの教師」メランヒトンを看過するわけにはいかない。本書ではメランヒトンの人間学と教育思想の構造的関連および内容を、初の原典訳とともに明らかにしている。
第1部 研究編(メランヒトンの思想構造;メランヒトンの人間学;メランヒトンの教育原理と実践;メランヒトンのヴィッテンベルク大学教育改革;ルター主義キリスト教倫理の展開)
[日販商品データベースより]第2部 翻訳編(聖書学士提題(1519年);現世の義とキリストによる義の違い(1522年);福音と哲学の違いについて(1527年);学習の規則について(1531年);倫理学概要(1532年) ほか)
宗教改革史の重要な脇役としてこの運動を支え、教育という具体的な実践を通じてルター神学の理念を現実化したメランヒトン。その人間学から展開される学問世界を明解に描き出す好著。