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[BOOKデータベースより]
防災とは、災害直後に命や財産を守ることに尽きない。生き残った命を繋ぎ、希望の一歩を踏み出し、生活や事業を再建する知識の備えをすることも「防災」に他ならない。本書は、防災を「自分ごと」にするための防災教育の新たな手法を提示し、被災者が抱えた課題、復興政策の軌跡、防災政策の課題を描き出す。防災と災害復興は、事前・事後で分けられるものではない。常にサイクルを回することで完成する。「レジリエンス(強靱性)」という2巻のテーマには防災、減災、危機管理への強いメッセージが込められている。
第1部 災害時のリーガル・ニーズに学ぶ生活再建の知識の備え(東日本大震災「リーガル・ニーズ・マップ」;新しい防災教育―生活再建の「知識の備え」)
[日販商品データベースより]第2部 復興政策の軌跡 大災害を教訓とした新制度の誕生と課題(住まい(1)所有者不明土地の高台移転を加速せよ―震災復興特区法改正による土地収用規制緩和と第3の法案;住まい(2)二重ローン問題は終わらない―2つのガイドラインと被災ローン減免制度立法提言;住まい(3)マンションに救助はやってくるか―安否確認とマンション防災における個人情報の利活用;家族の生活(1)災害関連死と家族の二重苦に終止符を―審査基準・支給金額の課題と命を守るデータ・ベース;家族の生活(2)災害救助法を徹底活用せよ―避難生活の向上と一般基準・特別基準;家族の生活(3)半壊の涙、境界線の明暗―被災者生活再建支援法の課題と災害ケースマネジメント;地域と情報(1)津波犠牲者訴訟と安全配慮義務―災害後の情報収集力と事業継続計画(BCP)の本質;地域と情報(2)続・個人情報は個人を救うためにある―自治体個人情報保護法の立法提言と消費者安全法の利活用;地域と情報(3)必要な情報を必要なところへ―災害派遣弁護士「DLAT」宣言と災害協定)
第3部 復興から防災へ 復興の叡智を未来の防災政策に(東日本大震災「復興期」のリーガル・ニーズ;熊本地震と新たな復興モデルの提示;広島土砂災害にみるリーガル・ニーズの普遍性;復興から防災・減災へ)
「災害復興法学」待望の続刊が登場!
復興の叡智をさらなる復興へ、そして防災・減災へ
企業の事業継続計画(BCP)や防災に関わる人材育成に不可欠な知識を満載。産学官の危機管理担当者必携。
東日本大震災4万件、広島土砂災害250件、そして熊本地震1万2千件の被災者無料法律相談を徹底解析。そこから導き出された法改正や新制度構築に向けた9つの「復興政策の軌跡」と「新たな課題」を描き出す。
防災とは、災害直後の命や財産を守ることに尽きない。助かった命を繋ぎ、希望の一歩を踏み出し、生活や事業を再建する知識の備えをすることも「防災」に他ならない。防災を「自分ごと」にする防災教育の新たなデザインを提示し、「リーガル・レジリエンス(法的強靭性)」の獲得を目指す。東日本大震災をはじめとする大災害からの復興政策の軌跡を防災、減災、危機管理に繋げることが『災害復興法学U』のメッセージである。
慶應義塾大学法科大学院で誕生し、同大学法学部でも実践されている、屈指の人気講座「災害復興法学」及び「災害復興と法」の白熱講義の集大成。第1巻『災害復興法学』から4年の歳月を経てついにその続刊が登場。東日本大震災からの7年余りの法制度構築の歴史が前巻と本書に凝縮されている。