- おかしになりたいピーマン
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- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2018年06月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784265081561
[BOOKデータベースより]
ゆずるくん、ピーマンにがてなの?ぼく、みんなにおいしくたべてもらうのがゆめだったのにな…。そうだ!ぼく、おかしになっちゃおう!ほらね、これでおいしそうにみえるでしょ?
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お弁当の時間、自分の弁当箱を開けたゆずるくんは「うわっ、ピーマンがはいってる! ぼくピーマンきらい、あっかんべー!」といやな顔。その様子をピーマンが見ていました。「ゆずるくん、ぼくのこと きらいなんだ……」黒いりっぱな眉、真っ赤な頬、むきだしの膝小僧がかわいいピーマン。うるうるした目からは、今にも涙がこぼれそう。「畑にいたころは、お弁当のおかずになるのが夢だったのにな……」ゆずるくんが「おかしはだいすき」と言っているのを聞いたピーマン、すごいことを思いつきます。「ぼくも おかしに なってみよう!」えっ、ピーマンって、お菓子になれるの!?包み紙を体に巻きつけてキャンディに変身したり、ケーキの中に埋まってみたり、チョコレートをかぶったり。ピーマンはがんばります!でもなかなかうまくいかないみたい。しょんぼりするピーマンを見つけたゆずるくんは……?画面いっぱいに描き込まれたあざやかなお菓子と、その中でがんばるピーマンの姿がシュールです。ありえない組み合わせに、思わずぷっと笑い出してしまいそう!でもピーマンは真剣な顔。けなげで目が離せません。 “嫌われもの”になりやすいピーマンですが、こんなに一所懸命でかわいいなら、もしかしたら子どもも「食べてあげようかな」って思うのではないでしょうか。作者の岩神愛さんは、絵画工作講師をつとめる幼児教室で出会った子どもたちと、食育に悩む親御さんたちを見ていて、この作品を思いついたそうです。ポップでカラフル、ちょっぴりレトロなテイストが魅力的で、探し絵も想像以上におもしろい!今後、ファンが増えることまちがいなしですね。次作『おもちゃになりたいにんじん』もあわせてご覧下さいね。
(絵本ナビライター 大和田佳世)
ピーマン、、子供たちはあまり好きじゃないですよね。お弁当のおかずになることを夢見ていたピーマンが、本当は子供たちに嫌われていたことを知り、どうにか好きになってもらおうと子供たちが大好きなお菓子になろうとします。その健気な姿がとても可愛かったです。(ままmamaママさん 30代・埼玉県 女の子9歳、女の子5歳、男の子3歳、女の子0歳)
【情報提供・絵本ナビ】