- 都心集中の真実
-
東京23区町丁別人口から見える問題
ちくま新書 1338
- 価格
- 814円(本体740円+税)
- 発行年月
- 2018年06月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784480071507
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 教養としての都市論
-
価格:2,090円(本体1,900円+税)
【2021年08月発売】
- 都市と環境とシステム展2018作品集
-
価格:770円(本体700円+税)
【2018年07月発売】
- 都市と環境とシステム展2019作品集
-
価格:770円(本体700円+税)
【2019年06月発売】
[BOOKデータベースより]
東京23区の人口が増え続けている。なかでも増加が著しいのは千代田、中央、港の都心3区。足立、葛飾、江戸川など下町の伸びは鈍く、23区内でも人口格差が生じている。では実際のところ、どこで、誰が増えているのだろうか。外国人、女性、子ども、そして貧困層と富裕層が増えた地域を分析すると、「大久保一丁目では20歳の87%が外国人」「東雲一丁目だけで子どもが2400人増加」といった衝撃の数字が見えてきた。町丁別人口分析から、都心集中の現実と問題に迫る。
第1章 大久保1丁目では20歳の87%が外国人!!―外国人から見た都心集中(23区人口は日本人が67万人増加、外国人は29万人増加;外国人密集地域はどこか?)
第2章 港区と足立区の格差は1・57倍から3・06倍へ―所得から見た都心集中(足立区の所得は335万円、大阪市326万円、京都市344万円;「自由複業者」が都心を豊かにしている? ほか)
第3章 中央区の30‐50代の未婚女性は6000人も増えた!―女性から見た都心集中(都心は「男性中心」から「女性中心」へ;未婚女性は東横線が好き ほか)
第4章 多摩市の出生率1・16は渋谷区1・07とさして変わらぬ低水準―出生数から見た都心集中(江東区東雲1丁目だけで子どもが2400人増加;八王子と立川の出生数は4976人だが、港区と中央区は5022人)
第5章 郊外に可能性はあるか?―ジェンダーから見た都心集中(新しい「住宅すごろく」が必要だ;子育て世代のUターンを増やせるか)