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[BOOKデータベースより]
進歩か縮小かではなく、主体的、共感的な文明の途とは?様々な書物を渉猟し、日々考えぬいた、老書生にして思想家の珠玉のことば。本を大量に抱え迎えた熊本地震。「文明は持ち重りするものだが、担い通していかなければならぬ。」
1(ジャングルと原発;原初的正義と国家;労働と交わり ほか)
[日販商品データベースより]2(山脈の記憶;私の夢地図;私は何になりたかったか ほか)
3(多重空間を生きる―坂口恭平『幻年時代』;『現実宿り』評釈;『現車』はどこが凄いか ほか)
原発に象徴されるのは現代の科学物質文明で、ジャングルに象徴されるのは物質文明に侵されていない民の生活。ジャングルの民は豊かではないが、共同体の信頼のもと朗らかに暮らしている。文明か未開か、進歩か後退か、という二元論ではなくて、便利さや科学の進歩を肯定しながら、真の仲間を作ることが可能か。
近代の意味を様々な角度から考えてきた著者が、エヴェレット『ピダハン』、カルロ・レーヴィ『キリストはエボリに止まりぬ』、ハンナ・アーレント『人間の条件』など、さまざまな書物をひもときながら、近代の普遍的な問題を問う。