- 武者小路実篤 新装版
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- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2018年04月
- 判型
- B40
- ISBN
- 9784389401290
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[BOOKデータベースより]
「この道より我を生かす道なし この道を歩く」新しき村の入り口に立つ木碑にそう書かれてある。武者小路実篤は単なる芸術家ではない。自分をよく生かすことはそのまま人類をよく生かすことに通ずる、という「個」と「人類の意志」との直接的な合一を追い続ける思想家でもあった。新しき村はその「我を生かす道」の一つの現れであった。新しき村を除いては武者小路を語れないのである。自然主義文学期の渦中に登場し、芥川龍之介をして「文壇の天窓を開け放って爽な空気を入れた」といわしめ、「書きたいことは全部書き、書きたくないことは全部書かない」そういう書き方をつらぬき、型破りの人間武者小路実篤は、悠悠九十歳の天寿をまっとうしたのである。
第1編 武者小路実篤の歩んだ道(幼年時代;少年時代;青年時代;トルストイ接近;『白樺』への道)
第2編 作品と解説(お目出たき人;戯曲『その妹』;幸福者;友情;愛と死 ほか)